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緑の森

​事業活動の内容

​(令和6年6月1日~令和7年5月31日)

 我が国の森林は本格的な利用期を迎えており、この成熟した資材を持続可能な形で利用し、再造成より循環させることが重要な課題となっています。しかしながら、年々厳しくなる労働環境や担い手の高齢化、また資材の価格高騰など森林・林業への環境は厳しさが続いている状況であります。令和6年度は当組合では販売事業、森林整備事業、利用事業、購買事業に取り組み事業推進に努めました。販売事業においては、木材価格は前年度よりは持ち直した価格で推移する中で、集約化事業を基本にコスト削減に努めながら計画比103%の実績でした。森林整備事業においては、再造林、下刈、間伐、鹿防護柵設置等を林業事業体を中心に施業を進め計画比103%の取り扱いでした。利用事業においては、地籍一筆地調査事業、森林環境贈与税を活用した意向調査を実施し計画比126%の取り扱いでした。購買事業では苗木、鹿防護柵ネットを中心に計画比103%の取扱いでした。また、公的機関の利用については、熊本県、八代市、氷川町、熊本県林業公社から発注された事業に取り組み、​組合員のための事業推進を妨げない程度において事業を実施することが出来ました。令和6年度の事業総収益は259,086千円で計画比113%、事業総利益は114,092千円で計画比116%の実績となり当期剰余金は12,015千円を計上することができました。これもひとえに組合員の皆様のご理解とご協力の賜物と深く感謝申し上げます。また、熊本県、八代市、氷川町及び各関係機関各位のご指導、ご支援に衷心より感謝申し上げ事業報告とします。

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01

​指導部門

 広報誌の発行、ホームページにより組合事業の情報を提供しました。

​ また高校生の地域林業実践体験学習、高性能林業機械等操作研修を受け入れ、森林・林業への関心を深められるよう努めました。また、労働安全対策として毎月の事業者会議等で労働安全の意識の向上に努めました。

02

販売部門

 販売部門においては、受託販売で886㎥​、受託林産234㎥、買取林産6,119㎥の取り扱いでした。

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03

 森林整備事業では、新植、補植、改植77ha、下刈310ha、保育間伐25ha、シカ被害防止防護柵ネット25,095m等を実施しました。

​ 利用事業においては、地籍一筆地調査業、意向調査等を実施しました。

森林整備部門

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04

購買部門

​ 購買事業では、苗木、防護柵ネット資材、種駒等を取り扱いました。

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