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森林豆知識!木を見分けられると森の見方が変わる?杉と檜(ヒノキ)の見分け方

執筆者の写真: 八代森林組合八代森林組合

こんにちは!八代森林組合です。

 今回は、山の見方が変わればより一層楽しくなると題しまして、杉と檜(ヒノキ)の見分け方を3つお話していきます!



  ~形編(遠くから観察するとき~

杉と檜(ヒノキ)は遠くからでも見分けることができます!

 

スギが植えられています
スギが植えられています



ヒノキが植えられています
ヒノキが植えられています

 2枚の写真を見てどちらが杉で、どちらが檜(ヒノキ)なのかわかりますか?




 木がツンツンしているように見えませんか?


 それが杉です!











 さっきの杉の写真と比べたら、もこもこしているように見えます。



 こちらが檜(ヒノキ)になります。





しっかり観察してみると違いが判りますよね!









   ~葉っぱ編~

 杉と檜の見分け方で葉っぱで見分ける方法があります!

スギの葉
スギの葉



 まず、杉の葉っぱです!

スギの葉は固く、写真のように葉先が尖っているのが特徴です。


ふいに触ると刺さりそうで怖いですね、、、


 ポイント!

杉の葉っぱは、着火剤として使えるのでキャンプに行く際に着火剤がないという方は、杉の葉っぱを見つけてみるといいかもですね!





ヒノキの葉
ヒノキの葉



 次に、檜(ヒノキ)の葉っぱです!


ヒノキの葉は柔らかく、葉先は丸くて、平たく広がっているような印象です。


こちらは触っても柔らかいのでけがをする心配はありませんね!


ポイント!

檜(ヒノキ)の葉っぱはよく観察してみると裏と表があります!

表は鮮やかな緑色をしていますが、裏は少し白くなっています。







  ~表皮編~

 杉の木と檜を見分ける方法に木の表面を見る方法もあります。



スギの表皮
スギの表皮





 杉の表面を見てみてください!


 杉の表皮はしっかりしており、規則正しく模様が入っています。

また細い繊維状で見た目にも綺麗で滑らかです。










ヒノキの表皮
ヒノキの表皮




 次に檜(ヒノキ)の表面です

 

 檜(ヒノキ)の皮は大きく、パリパリと簡単にめくれるようになっています。

また、平たく大きくめくれるので屋根材にも適しています。



 現在では神社などの屋根に使われています。








 では最後に問題です!

青い部分と赤い部分で木が違いますが、

どちらが杉で、どちらが桧(ヒノキ)でしょうか???


正解は赤がスギ、青がヒノキです!
正解は赤がスギ、青がヒノキです!

  まとめ


 いかがでしたか?

同じ針葉樹でもしっかり観察すると、全く違います!

ぜひ山に行かれた際にはぜひ杉と檜の違いを確認してみて下さい!


 
 
 

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